労働市場は改善もＦＲＢの次の一手に予断持たず＝リッチモンド連銀総裁

Michael S. Derby

［ニューヨーク　３日　ロイター］ - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は３日、この日発表された１０月の雇用統計で労働市場の逼迫が緩和していることを歓迎し、労働市場はより良いバランスにあるとの見解を示した。ＣＮＢＣのインタビューに応じた。

１０月非農業部門雇用者数は前月比１５万人増加と、市場予想以上に減速した。ロイターがまとめた予想は１８万人増加だった。

同総裁は、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の次の動きに予断を持つつもりはないとし、次回政策決定の前に確認すべきデータはまだあると指摘。特にインフレ率低下を確認することに焦点を当てているとした。