アマゾン、25年までにインドから200億ドルの製品輸出目指す

Manoj Kumar

[ニューデリー １７日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは、プラットフォームにインドの小規模小売業者を加えることで、２０２５年までに同国からの製品輸出を約２００億ドルに拡大することを目指す。

アマゾンのグローバルトレード部門担当者、ブーペン・ワカンカー氏はロイターの取材に、ブラックフライデーのセールを前にインド産のオーガニック健康サプリメントやバスタオルなどの家庭用品、子ども用ロボットゲームなどに需要があると述べた。

１０万以上の小規模メーカーを同社のプラットフォームに追加し、海外顧客に幅広い製品を提供していると説明した。

これまで海外市場に商品を販売することが不可能だった小規模輸出業者がアマゾンのプラットフォームを使い年間７０％の事業成長を遂げ、物流サポートや全世界で２億人以上いるアマゾン・プライム会員へのアクセスを受けているという。

輸出業者を支援するため、３月３１日までに登録した業者に最初の３カ月間、グローバル販売プログラムの利用料を１２０ドルから１ドルに引き下げたという。