ホンダは２９日、同社の歴史や車両を展示する「ホンダコレクションホール」（栃木県茂木町）をリニューアルし、報道陣に公開した。実際に乗り込める小型機「ホンダジェット」の実物大模型を新たに設置。スマートフォンなどによる音声ガイドも導入した。３月１日から一般公開し、改装前の約２倍となる年３５万人程度の来場を目指す。入場は無料。

終戦直後の創業期から現在までを４段階に分け、各時代の代表的な車両の紹介を交えながら解説。改装前に約３００台あった展示車両を半分程度に減らす一方、各車両の説明を充実させ、来場者が撮影しやすい配置にするなど工夫を凝らした。

コレクションホールはホンダグループが運営するリゾート施設「モビリティリゾートもてぎ」（茂木町）内にある。１９９８年に設立され、２５周年を機にリニューアルを進めていた。

【時事通信社】 〔写真説明〕「ホンダコレクションホール」に展示された小型機「ホンダジェット」の実物大模型＝２９日午後、栃木県茂木町 〔写真説明〕「ホンダコレクションホール」に展示されたスポーツカー「ＮＳＸ」＝２９日午後、栃木県茂木町