ＡＮＡホールディングス傘下のＡＮＡＸ（東京）は２２日、航空券や宿泊、レンタカーなどの予約をＡＮＡのサイトやアプリから一括でできるプラットフォームを導入したと発表した。まずは３月下旬に国内の宿泊と航空券予約でサービスを開始。個人旅行のニーズが高まる中、利便性を高め顧客獲得につなげる。

３月からリクルートが運営する「じゃらん」のシステムなどと連携し、取り扱う国内の宿泊施設数を従来の４倍に当たる約１万２０００施設に広げた。今夏には国内のレンタカー予約、その後は旅先で自然を楽しむアクティビティーや海外のホテルなども予約できるようにし、順次サービス、機能を拡充する。

これまでは各予約をそれぞれ別のサイトから行うケースが多く、利用者にとっては個々のサイトで管理する必要があった。新サービスでは、ログインの手間が軽減されるほか、すべての予約でマイルをためられる。

【時事通信社】