• 2026/04/17 掲載

ECB当局者、4月利上げの可能性低いと示唆 「さらなるデータ必要」

ロイター

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Balazs Koranyi

[ワシントン 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の政策当局者らは、今月中の利上げの可能性は低いとの見方を示し、さらなるデータが必要だと指摘した。利上げの正確なタイミングは二次的な重要性しか持たないという認識を示した。

3月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)上昇率はエネルギーコストの上昇により、ECBの目標である2%を上回った。ECBは現在、エネルギーショックが実体経済に波及し、インフレの悪循環を引き起こすのを防ぐため、金融引き締めを行うべきかどうかを議論している。

ECBのチーフエコノミストでもあるレーン専務理事は16日、「われわれは必要な措置を講じる」と述べ、「どの会合で決定するかという点に関心があるのは承知しているが、大局的に見れば、どの会合で決定するかは細部の話だ」と指摘した。

ECB理事会メンバーであるフランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は、より明確な姿勢を示した。

CNBCに対し、「現段階で4月の利上げを予想するのは時期尚早だ。基調インフレへの影響、そして需要への悪影響について、十分なデータを得る必要がある」と語った。

金融市場では4月の利上げ観測が後退し、現在は20%の確率が織り込まれている。ただ、7月までの利上げは完全に織り込まれており、年末にかけてさらに1回の利上げが実施されると予想されている。

4月に利上げを見送ったとしても、将来的な利上げの必要性が低下するわけではなく、ラトビア中銀のカザークス総裁は、市場の予想は決して的外れではないと述べた。

国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季会合の合間にロイターに対し、「そうした予想は妥当だと考える。25ベーシスポイント(bp)の利上げ1回では、シグナルを送る以上の効果は期待できないだろう」と語った。

しかし、同氏はエストニア中銀のミュラー総裁と同様に、エネルギーインフレが政策引き締めの重要な条件である二次的な影響を生み出しているという証拠はほとんどないことを認めた。

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