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  • 2023/06/05 掲載
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オムロン京都太陽は、「障がい者の雇用就労機会の創出」「仕事の安定供給」「事業経営の安定」の3つを同時に実現している企業だ。個々の障がいの特性に業務を合わせるために、IoTやコミュニケーションツールを積極的に導入し、生産性・品質の維持向上を達成してきた。オムロン京都太陽の代表取締役社長である三輪 建夫 氏に、障がい者の活躍機会創出の挑戦について話を聞いた。

オムロン京都太陽は、なぜ障がい者雇用に注力しているのか?

 オムロン京都太陽は、日本初の障がい者福祉工場を有するオムロングループの一員で、1985年の企業設立以降、障がい者の活躍機会の創出に挑戦し続けている。障がい者雇用に注力してきた背景には、オムロングループの企業理念があった。

 オムロンの企業理念は、「我々の働きで我々の生活を向上しよりよい社会をつくりましょう」だ。オムロン創業者の立石 一真が、1959年に制定した。オムロン京都太陽代表取締役社長の三輪 建夫 氏は、企業理念について次のように説明する。

「オムロンは、グローバル化が進展している企業です。事業ドメインや売り上げエリア、社員の多様性が広がると、遠心力が働きすぎて、経営がバラバラになるリスクが出てくるため、共通の判断軸や価値観を持つ求心力ある経営が必要になってきます。その求心力になるのが、企業理念です。特に『よりよい社会をつくりましょう』という部分に、創業者の強い思いがこめられています」(三輪氏)

 つまりオムロンは、社会的課題の解決に向けて事業を展開している企業なのだ。オムロンの事業の3本柱は、「制御機器事業」「社会システム事業」「ヘルスケア事業」である。グループの中において、障がい者福祉工場で「モノづくり」をしているのがオムロン京都太陽だ。

 以降では、オムロン京都太陽が、社会的課題の解決と業績の向上をどのように両立しているのかについて、紹介する。

この記事の続き >>
・オムロンが描く未来社会予測とこだわる3つの価値観
・「代替」から「協働」「融和」へとオートメーションを拡張
・オムロン京都太陽のモノづくりの基本は「人に業務をつける」こと

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