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日光ケミカルズが「クラウドネイティブ」を選んだ理由が深い、組織の何が変化したか?
1946年創立の日光ケミカルズは、コロイド化学と皮膚科学をベースとしたスペシャルティケミカルの分野で高品質な界面活性剤を中心に各種化粧品、医薬品、化成品原料の販売に加え、幅広いネットワークと情報収集力を活かして、お客様の研究開発や海外市場開拓のサポートなども実施している。ニッコールグループとして国内外に複数の拠点を持ち、従業員を抱えているが、そうした中でも従業員が柔軟かつセキュアに働けるよう、あらゆる選択肢がある中でクラウドネイティブのネットワーク環境を構築している。なぜ、クラウドネイティブを選んだのだろうか。同社 管理本部 IT企画推進室 室長の東原雄一氏が、改革を成功に導く方法と、構築したネットワーク環境について解説する。なぜ、DXが重要なのか
理由の1つとしては労働力の減少が挙げられる。労働力人口は年々減少すると言われており、デジタル活用による効率化を進めなければ、人員の数に頼り切った既存のビジネスの継続は難しい。もう1つは、デジタル・ディスラプション、つまりデジタルによる破壊だ。たとえば、テスラはデジタル技術を活用して既存の自動車産業のモデルを破壊したほか、モデルナもデジタル技術やデータ活用により、スピーディーかつ低コストの薬開発を実現した。
日光ケミカルズ 管理本部 IT企画推進室 室長の東原雄一氏は、「このようにDXがビジネスに与えるインパクトは大きく、取り組みは不可欠と言えます。その上で、DXを成功させるには、『人・お金・データ・技術・文化』の要素が適切に整備されている必要があると考えます」と語る。
それでは、東原氏が語る「人・お金・データ・技術・文化」の要素をどう整備すれば良いのだろうか。ここからは、変革を進めるためのそれぞれのポイントを整理しつつ、それを踏まえて実践された同社の取り組みを紹介したい。
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