株式会社網屋 、 エムオーテックス株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/12/19 掲載
記事をお気に入りリストに登録することができます。
「データドリブンエコノミー」時代となった今、どのようにデータを活用できるかが、次の経営判断や新規ビジネス創造、社会活動の明暗を分けるようになった。近年、多くの企業がDXとして進めつつある事業構造改革も、原動力はまさにデータ活用にあるといえる。その実践に当たって留意すべき最重要課題がセキュリティだ。本稿では、「DX with Security」を用いて目指す攻めの経営とリスク管理について、一般社団法人日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会代表理事 梶浦敏範氏に聞いた。

「データドリブンエコノミー」が企業の将来を決める時代に

 DXのためにIT活用を進めれば進めるほど、サイバーリスクも増大し、企業は自社のビジネスを脅かす新たなリスクを抱え込むことになる。このジレンマを指して一般社団法人日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会(JCIC)代表理事の梶浦敏範氏は、「経営者はリスクを正しく捉え、『DX with Security』を実践してこそ、攻めの経営が可能になる」と語る。

 サイバーセキュリティとイノベーションのシンクタンクであるJCICでは、会員向けに「海外ニュースクリップ」を毎週発行し、半年ごとに世界のセキュリティ傾向をまとめている。

 直近では、以下の4つが特筆すべき傾向だという。

  • 安全保障政策に組み入れられるサイバーセキュリティ
  • 生成AIの急速な普及に伴う新たなリスクへの対応
  • 医療機関へのサイバー攻撃に見られる性質の変化
  • 初等中等教育におけるセキュリティ教育の広がり

「企業活動とそれを支えるITシステムを守るためには、悪意ある攻撃を前提に対処方法を策定し、事前に訓練しておく必要があります。企業経営者は、CISOの任命やIT部門への予算計上のみで安心せず、自らがセキュリティ対策の先頭に立つべきです」(梶浦氏)

 さらに梶浦氏は、この4つの傾向を「いずれも企業の存続に関わる重大事項」と指摘する。次章以降では、これらの傾向についての詳細に加え、注目すべきサイバー攻撃の動向や、データドリブンエコノミー時代の「DX with Security」が、どのように攻めの経営の実現につながるかを紹介していく。

この記事の続き >>

  • ・近年の注目すべきサイバーセキュリティ事案
    ・データドリブンエコノミーに必要な「4つのハードル」
    ・セキュリティはDX推進に不可欠な「儲けるための備え」
    ・CISO2.0を軸に「DX with Security」を実現へ

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます