生成AIで結果を出せる「データ基盤」はどう作る?つまずく原因は「順番」だった
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企業のデータ活用は今が「正念場」なワケ
だがそこにまず立ちはだかるのは、オンプレミスのレガシーな基幹システムだ。長年使い続けて作り込まれた複雑なシステムには、企業の根幹に関わる重要なデータが蓄積されている。企業としてはぜひ活用したいはずだが、それを取り出して、クラウドのデータと合わせて分析するのは容易ではない。
一方のクラウドにも問題がある。クラウドサービスは手軽に導入できるため、事業部門がIT部門の承認を経ないで導入する“野良クラウド”が後を絶たない。そのデータをどう収集・管理するかは、IT部門にとって頭の痛い問題だ。さらに、クラウドサービスは乗り換えるのも簡単なため、新旧サービスのデータをいかに引き継ぎ、管理するかも重要だ。
データを活用したい。しかし、データをためるのも簡単ではない。結果、データ活用がなかなか進まない。もしくは、たまっている一部のデータによる部分的なデータ活用にとどまっている……こうした企業にとって、さらなるプレッシャーとなっているのが「生成AI」だ。
ChatGPTが登場してすでに2年半が経過した今、社員にチャットを配布する段階はすぎ、「AIエージェント」のような本格的な活用が求められている。それには、今よりももっと大量のデータ、基幹システムにたまっている重要なデータが必要だ。企業のデータ活用は、今まさに正念場を迎えているのだ。
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・だからデータ活用が進まない……データを“ためる前”にすべきこと
・データ活用先進企業は「順番」が違う
・日清食品ホールディングスがデータドリブン経営のために実施した「データ基盤整備」
・「全社統合データベース構築」「データ連携に要する時間を60%削減」
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