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部門間の連携ミスや属人化、変化への対応の遅れ──多くの企業が直面する“見えにくい壁”に、総合電子部品メーカーの村田製作所は生成AIを活用して正面から挑んでいる。なんと業務効率化を成功させるだけでなく、組織の在り方そのものを変革したというのだ。その独自アプローチとは一体何か? AI時代の組織進化を読み解くカギが、ここにある。
深刻事態をも招く……巨大組織が苦しむ「連携できない病」
村田製作所のデータ戦略推進部 部長の内海 克也氏は、こうした現状について次のように指摘する。
「業務が属人化し、情報や問い合わせが一極集中してしまう状況が生まれています。ナレッジが広く共有されておらず、セレンディピティ(偶然の発見)が生起しづらくなっています」(内海氏)
同社は、売上高1兆6,000億円を誇る総合電子部品メーカーとして、グローバルに約7万3000名の社員を抱えている。これほどの規模になると、組織内の情報共有やコミュニケーションの課題は一層深刻になる。
内海氏によれば、「組織機能が細分化し、連携が困難になっている」のが現実だという。各部門が個別最適化を進めた結果、全体最適の視点が欠如し、新しい課題に対する変化適応力が著しく低下してしまったのだ。
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