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  • 2022/03/18 掲載

アクトグループが約20の口座情報を一元管理し、業務時間を「1/3」に短縮した方法

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店舗運営や卸(おろし)を営む企業では、売掛金管理と迅速な入金確認、その後の物流が顧客満足度に大きく影響する。ところが多店舗を運営していると、そのぶん銀行口座が増えて経理処理は煩雑になってしまう。テニス用品を中心に企画から小売まで幅広く手がけるアクトグループは、グループ化による経営の効率化を図ろうとする中で、20ほどある口座をいかに効率的に管理できるかに悩んでいた。同社の経理・財務オペレーションの高速化と、資金管理の高度化に貢献した方法とは?

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持株会社化で増えた20の口座をいかにして効率よく管理したのか?
(Photo/Getty Images)

グループ経営に立ちはだかる資金管理の課題

 アクトグループは、テニス用品の企画・製造、卸、そしてECを含む小売までを網羅する企業グループの持株会社で、3つの店舗と14のネットショップを運営している。傘下には、グループのルーツであり40年以上の歴史を持つテニス・バドミントン専門店「キャピタルスポーツ」など、スポーツ事業を展開する3社に加え、BPOやWebシステム開発などを請け負う「キャピタルナレッジ」がある。

 持株会社のアクトグループを設立したのは2019年。まずはグループ内の経理・総務などの管理部門について、同社に移管し集約することとした。グループ化に際して、アクトグループ 代表取締役社長の新谷和敬氏を悩ませたのは、資金管理の仕組みだった。

「多くの店舗を運営していることから、グループ全体で20以上の銀行口座を持っています。毎日すべての口座をチェックして入金データを販売管理システムや会計システムに入力するのですが、各口座の入出金明細をネットバンキングで取得するだけでも大変な手間がかかります」(新谷氏)

 そこで各社は、口座を一元的に照会できるシステムを導入して効率化を図っていたが、それはソフトをインストールしたPC以外からは利用できないスタンドアロン型のもの。そのままの仕組みで持株会社のスタッフが全口座の管理を引き受けたのでは、全社の業務が滞りかねず、効率化にはつながりにくい。

 この状況下で、アクトグループでは、どのようにして資金管理業務の効率化を実現したのだろうか。

この記事の続き >>
・グループ経営の資金管理に「クラウド」という選択肢が有効
・関連業務の所要時間は1/3、明細の取得時間は1/30に
・業務効率向上だけでなく、働きやすさにも効果アリ

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