フォレスター269社調査:8割の企業が10%超増収、自動化で「働き方の未来」に備える
新型コロナウイルスは世界中のビジネスに大きな影響を与え、昨今では、働き方の未来(future-of-work:FOW)への関心が高まっている状況だ。FOWへの見通しがうまく働けば、パンデミック、気候変動、貿易戦争のようなリスクを減少させることができる。米大手調査会社のフォレスターによると、これらの課題を解決できる可能性を持つものが「自動化」の導入だ。働き方の未来を計画し、自動化に取り組む企業では、現在および将来において競争力のある強みを有しており、準備度が高い企業の80%近くは、増収率前年比10%以上に達しているという。本書は、フォレスターが世界7カ国269社に対して調査した、FOWへの準備度についてまとめている。準備度が高い企業が得られる知見や、どのように取り組むべきかなども合わせて解説している。