記事 セキュリティ総論 なぜこんなにも「ゼロトラスト」導入は進まないのか? 企業が苦しむ3つのハードルとは なぜこんなにも「ゼロトラスト」導入は進まないのか? 企業が苦しむ3つのハードルとは 2024/07/03 DXの推進やビジネス環境の変化に伴い、従来のセキュリティ対策は限界を迎え始めている。これまで以上に強固なセキュリティ対策が求められる中、注目を集めているのが「ゼロトラストセキュリティ」だ。しかし、ゼロトラストを導入するには現場への負担が大きく、二の足を踏む企業は少なくないのが現状だ。そこで本稿では、そうしたゼロトラスト実装における「3つ」の課題からゼロトラストにおけるネットワークセキュリティの在り方について解説する。
ホワイトペーパー RPA・ローコード・ノーコード 難しい意思決定を「自動化」する秘策とは?セールスフォースの「Flow」が起こす変革 難しい意思決定を「自動化」する秘策とは?セールスフォースの「Flow」が起こす変革 2024/07/01 デジタル変革が進む中、多くの企業が業務の「自動化」に取り組んでいる。IT製品市場にはさまざまな自動化ソリューションが登場しており、セールスフォースの「Salesforce Flow」もその1つだ。単純なものから複雑なものまで、あらゆる繰り返し作業を自動化することで、業務効率の向上や新しい顧客体験の提供などを実現している。実際にどのように活用できるのか、具体的な使用方法について、成功事例を交えて解説する。
記事 情報漏えい対策 クラウド設定ミスを誘発する4つの根深い課題、「CSPM」と「CWPP」の知られざる解決策 クラウド設定ミスを誘発する4つの根深い課題、「CSPM」と「CWPP」の知られざる解決策 2024/06/28 現在多くの企業が利用するIaaS/PaaSなどのパブリッククラウドサービス。拡張性・利便性が高く、コスト削減が期待できる一方、増大する管理負荷やセキュリティ上の課題が存在する。実際、2022年には、マイクロソフト社によるAzureのブロックストレージの設定ミスによる大規模な情報漏えいの事例もあった。企業はどのようにパブリッククラウドサービスを管理していくべきだろうか。パブリッククラウドサービスの利用時に直面する4つの課題と、それらを解決する「CSPM」と「CWPP」について、解説する。
記事 人材管理・育成・HRM ソフトバンクが実践する「攻めの採用×AI」、人的資本を最大化させるための施策とは ソフトバンクが実践する「攻めの採用×AI」、人的資本を最大化させるための施策とは 2024/06/28 ソフトバンクは、「情報革命で人々を幸せに」というグループ共通の経営理念を基に、さまざまなテクノロジーを積極的に活用している日本を代表する企業だ。近年注目度が高まっているAIの利活用においても、全社を挙げて取り組みを進めている。では、ソフトバンクではそうしたデジタル人材をどのように採用・育成しているのだろうか。同社が取り組む「攻めの採用」とそれを支えるデジタル技術、さらには具体的なAI活用方法について、ソフトバンクの人事を束ねるキーパンソンに話を聞いた。
記事 設計・開発・生産準備 ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ 2024/06/28 ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ ゲーム、音楽、映画といったエンタテインメントやエンタテインメント・テクノロジー&サービス、半導体、金融まで、さまざまな分野で世界的に事業を展開するソニーグループ。同社はその価値の根底にある「技術」をより強固に支えるため、設計・開発領域のDXを推進した。メカエンジニアの生産性を約25%以上向上した次世代CADへの移行など、紆余曲折があった変革の詳細について、ソニー インキュベーションセンター XR技術開発部門 部門長 / ソニーグループ メカ戦略コミッティ 領域代表の天辰 誠也氏が明かした。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 たった10年で漁獲高が半分に…サケ漁“日本一”北海道斜里町による「絶望からの逆襲」 たった10年で漁獲高が半分に…サケ漁“日本一”北海道斜里町による「絶望からの逆襲」 2024/06/27 世界遺産で知られる「知床」のお膝元で、日本有数のサケの漁場として知られる北海道斜里町(しゃりちょう)。日本各地の一次産業が衰退していると報道されるように、同町でも漁獲高が10年で半分以下になるなど厳しい状況に立たされている。そして、その明確な原因も特定できていない。そこで始めたのが「スマート漁業」だ。今回、斜里第一漁業協同組合 総務管理部長の前川 裕也氏らキーパーソンに、漁業の実情や、漁業DXの取り組みについて話を聞いた。
記事 エネルギー・電力 なぜ突然、“電気足りない”連続コール?「エネルギー基本計画」の不可思議 なぜ突然、“電気足りない”連続コール?「エネルギー基本計画」の不可思議 2024/06/26 5月の中旬、中期的なエネルギー政策を決めるための会議が立て続けに開かれた。13日には今年初となる政府のGX実行会議が開かれ、「GX2040ビジョン」を年内にまとめることとした。また、15日には、2035年度以降の新しい電源構成を示す「第7次エネルギー基本計画」の議論も始まった。議論内容と課題について、突然強調され始めた、電力需要の“急増”予測を交えて解説したい。
記事 CRM・SFA・コールセンター なぜ同じトークでも差が? AIによるコーチングで「落ちこぼれゼロ」の営業チームに なぜ同じトークでも差が? AIによるコーチングで「落ちこぼれゼロ」の営業チームに 2024/06/25 コロナ禍をきっかけに広がったのが、非対面で営業を行う「インサイドセールス」だ。主に電話を使って行われるが、取り組みを始めた企業が必ず遭遇する謎がある。それが「同じ内容を話しているのに、成績に違いが生じる」という現象だ。経験や暗黙知、センスといった言葉で説明されていたこの現象の解決方法として、多様な営業支援ツールが次々と登場している。一方で、これらのツールを導入しても、実際に活用するまでには時間がかかり、なかなか成果が出ないというのもよく聞く話だ。成果につながる営業活動を行うためにはどうしたら良いのだろうか。本稿では、そうした課題を解決する最新のアプローチについて解説する。
記事 バックアップ・レプリケーション 【マンガ】小惑星衝突でも安心? 災害時でも「秒でデータ復旧」できる“ある手法” 【マンガ】小惑星衝突でも安心? 災害時でも「秒でデータ復旧」できる“ある手法” 2024/06/25 2X25年、日本。小惑星が地球に衝突するかもしれない危機的状況の中、とある食品メーカーでは衝突に備えてデータバックアップ作業に追われていた。その最中、もし衝突によってデータセンターのシステムが停止した場合は、会社の損失は1日あたり数千万円に上ることが判明。さらに復旧に3か月以上かかることになれば倒産は避けられない...。絶体絶命のピンチに陥った彼らの前に、突然謎の人物が現れて…!?
記事 株式・債券市場・資金調達 「インフレヘッジ」に役立つ業界はどこ?「プロ厳選5企業」を実名解説 「インフレヘッジ」に役立つ業界はどこ?「プロ厳選5企業」を実名解説 2024/06/25 物価高が続く中、インフレヘッジ(インフレによるリスクを回避すること)の手段を知っておいて損はない。そして、インフレヘッジに役立つのが「エネルギー株」だ。現在、株価が魅力的なエネルギー株「上位5社」を解説する。
ホワイトペーパー ファイアウォール・IDS・IPS リソース不足でもできる大企業並みのセキュリティ対策、次世代FW選定「3つのコツ」 リソース不足でもできる大企業並みのセキュリティ対策、次世代FW選定「3つのコツ」 2024/06/24 ランサムウェア攻撃とデータ侵害は今なお増え続けている。あらゆる規模の企業がサイバー脅威の標的となる中で、ITリソースが不足する中小企業は特にセキュリティリスクが高くなっている。リソース不足に悩む企業が、大企業やデータセンターと同じレベルのセキュリティ対策を実現する方法はあるのだろうか。その実現のカギを握るのが「次世代ファイアウォール」だ。以下の資料では、セキュリティ機能、管理、パフォーマンスという3つの観点から、適切な次世代ファイアウォールを選ぶポイントを解説する。
ホワイトペーパー ネットワーク管理 サイバー攻撃は9割増加…進化した「ゼロトラスト2.0」が必須となる理由 サイバー攻撃は9割増加…進化した「ゼロトラスト2.0」が必須となる理由 2024/06/24 ハイブリッドワークの普及や、デバイスとユーザーの分散化、IoTの増加などの理由から、サイバー攻撃のアタックサーフェス(攻撃対象領域)が拡大している。多くの企業はセキュリティ強化を進めているが、データセンターを経由するネットワーク構造により、コスト高やトラフィック増加などの課題に直面している。そこで注目されているのが「2.0」へと進化したゼロトラストのセキュリティだ。どのような進化を遂げ、現代の脅威に対応するのか、詳細に解説する。
記事 AI・生成AI デルタ電子の「超現実的」なAI戦略、非IT分野も「AI×○○」でこう変わる デルタ電子の「超現実的」なAI戦略、非IT分野も「AI×○○」でこう変わる 2024/06/24 6月初旬、台北市でアジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI」が開催された。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOの講演や、マイクロソフトのAI PC「Copilot+PC」に注目が集まる中、電子機器製造の台湾電子工業(デルタ電子)は「非IT領域におけるAI導入」をテーマに基調講演を行った。現地で取材した筆者が、デルタ電子が注力する「実業」の面でのAI活用法をレポートする。
記事 医療業界 薬剤師は本当に“いらない”のか? 実は「医療DXの主役」と言える意外な理由 薬剤師は本当に“いらない”のか? 実は「医療DXの主役」と言える意外な理由 2024/06/21 2 薬剤師って本当に必要なの?──そんな声を聞くことがよくあるのではないでしょうか。そもそも、「薬剤師がどんな仕事をしているのか?」ということも正しく認知されていないように感じます。そのため薬剤師には、患者から価値の高さを認識してもらうためのアプローチが必要です。そこで一役買うのがITのチカラであり、実は医療全体のDXにおける中心的存在とも言えるのです。本稿では、薬剤師の社会的誤解と本来の役割について紹介しつつ、医療DXと将来の薬剤師について解説します。
記事 AI・生成AI 【現地レポート】「日本人が知らない」金融サービス10社、投資家減で増えた動きとは? 【現地レポート】「日本人が知らない」金融サービス10社、投資家減で増えた動きとは? 2024/06/21 フィンテック関連のスタートアップピッチイベントとしては老舗だが、米国最先端の企業を扱うFinovateSpringが、5月21日から23日に米国サンフランシスコで開催された。ここでは、講演やパネルから重要と思われる米国におけるトレンドを概観するとともに、会場参加者の投票で選ばれた「Best of Show」受賞および目についたスタートアップの顔ぶれとビジネス内容を紹介したい。AIやBaaS(Banking as a Service)、Embedded Finance(組込型金融)といったトピックに加え、「日本人が知らない」注目の金融サービス企業10社などを解説する。
記事 製造業界 「2024年版 ものづくり白書」の要点まとめ、欧米企業に劣る…国内製造業の“ある指標” 「2024年版 ものづくり白書」の要点まとめ、欧米企業に劣る…国内製造業の“ある指標” 2024/06/20 2 2024年5月、経済産業省、厚生労働省、文部科学省はものづくりに関連する技術や企業の動向について毎年取りまとめている「2024年版 ものづくり白書」を公開しました。ものづくり白書とは、政府がものづくりの基盤技術の振興に向けて講じた施策に関する報告をまとめた資料であり、2001年に発刊されてから今回で24回目となります。本記事では、300ページ超におよぶ「2024年版 ものづくり白書」の中から、長らく本白書をウォッチしてきた筆者の視点で、今年の注目すべきポイントを紹介します。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 2024/06/20 2024年4月、働き方改革に関する法律がトラックドライバーにも適用された。この「2024年問題」解決に向け、政府も「物流革新緊急パッケージ」など対策に動いている。これまで無関心であった荷主企業も無関係ではいられなくなった。あらゆる企業が「物流クライシス」への対応が急務となっているが、それにはDXがマストと言えるだろう。では、どう進めていけば良いのか。船井総研ロジ 取締役 常務執行役員の赤峰 誠司氏に、物流DXに向けた現状の課題や、推進ポイントなどについて聞いた。
記事 EV(電気自動車) テスラ充電部門「500人首切り閉鎖」の衝撃、裏にある「聞いて納得」の業界事情とは テスラ充電部門「500人首切り閉鎖」の衝撃、裏にある「聞いて納得」の業界事情とは 2024/06/20 米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラが今年4月、充電器部門を事実上閉鎖した。EVとは切っても切り離せない充電器部門を突然閉鎖したことに衝撃が走ったが、背景には、充電網をめぐる、ある「業界事情」が関係していると見られる。その事情とは何か。そして、この出来事は、この先EV業界にどんな影響を与えるのか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。