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  • 2021/09/29 掲載
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「ロジスティクス4.0」と定義されるAI、IoT、ロボティクスといった先進技術活用の拡大が、物流業界の根幹を揺るがしている。次代のリテールビジネスにおいて存在感を発揮するには、この大変革に果敢に取り組み先駆者となることだ。「ロジスティクス4.0」により、具体的に何が起こるのか。すでに大きく動いているアマゾン(Amazon)、ニトリ、フェデックス(FedEx)、ザラ(ZARA)、アスクルなど、先進事例の数々から潮流をつかむ。

ロジティクス4.0で、リテールビジネスは戦略的投資の岐路へ

 ロジスティクス4.0による変革、つまり「物流の装置産業化」が進めば、物流のオペレーション上の差異が消え、流通・小売りのビジネスは、投資ビジネスに変貌する。

 「トラックや鉄道の登場による輸送の機械化」「荷役の自動化」「WMS(在庫管理システム)やTMS(配送システム)など物流管理のシステム化」という3つの革新を経て、ロジスティクスは4度目の大変革を迎えている。「ロジスティクス4.0のキーワードは省人化と標準化です」と語るのは、ドイツに本社を置く戦略系コンサルティングファーム ローランド・ベルガーのパートナー、小野塚 征志氏だ。

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ロジスティクス4.0は「物流の装置産業化」に当たる

 「省人化」では、人が作業している物流プロセスが機械に置き換わる。IoT、AI、ロボティクスなどの技術が普及する一方で、人手不足とコロナ禍が機械化、自動化を加速させる。自動運転トラック、ドローン、物流センター内のロボティクスは、まさに現実化しようとしている。今後10年、15年かけて、物流現場にいる人の数は減少していくことだろう。

 「標準化」は、現場がデジタル化し情報でつながっていくことを指す。川上から川下までの垂直的なつながりに加え、競合他社や業界の垣根を超えるシェアリングなど、水平的なつながりにもそれは及ぶ。トラック、在庫、交通、気象などの情報がシェアされ、最適化が進んでいく。

 人を集めてオペレーションを回すという現在の労働集約的な物流ビジネスは、今後ロボット、自動運転トラック、ドローン配備といった戦略的な投資ビジネスに置き換わっていく。ロジスティクス4.0によって、今、何が起ころうとしているのか。小野塚氏の解説とともに数々の企業事例をもとにひもといていく。

この記事の続き >>
・物流の装置産業化によるビジネスチャンス、3つの方向性
・先んじて物流機能に投資。Amazon、ニトリが引き寄せた利益
・GAFAすら目指せる!データビジネスのプラットフォーマーの可能性

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