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- 2026/10/10 14:38 掲載
米上院議員3人、AIデータセンター拡大の費用負担を調査 電力・NDA・税優遇を指摘
調査の出発点は、2025年12月15日付の書簡だった。3議員は、アマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフトの4社と、データセンター関連のCoreWeave、Digital Realty、Equinixの計7社に書簡を送り、データセンターが地域に与える影響を減らす計画などを尋ねた。データセンターが住民の電気料金を押し上げているとの指摘が出るなかで、約1年かけて7社の回答を調べたという。
報告書は、7社の対応について3点を挙げている。
1点目は電力コストだ。各社は、自社専用のインフラの費用は全額を負担すると説明している。ただ、報告書によると、負担するのはそこまでにとどまる。自社の施設が引き起こす送電網の増強費用まで負担させる「but-for」基準には反対しており、州に対しても有利な条件を働きかけているという。
2点目はNDAだ。アマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフトの4社は、NDAを常用しているとされる。報告書は、これによって地域住民の関与が制限されていると指摘した。
3点目は税優遇だ。各社は、チップや設備の売上税の免除などを今後も求める姿勢だという。報告書は、州の税収に数十億ドル規模の影響があるとしたうえで、7社とも常勤雇用の創出を包括的に数値で示せなかったとしている。
報告書は結論として、データセンター業界が地域社会を踏みにじり、一般市民に請求書を押し付けていると批判した。
今回の内容は、上院民主党の議員3人による調査報告での指摘であり、法的拘束力はない。罰則や規制の導入が決まったものでもない。
では、AIデータセンターの電力をめぐる議論は、日本にとって対岸の火事なのか。背景には、国内の電力需要の見通しと、国際機関が示した日本についての試算がある。
・国内の需要想定にあるデータセンターの上乗せ、その中身
・全国の電力需要の伸びと比べた、データセンターの重み
・国際エネルギー機関(IEA)が日本について示した試算
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