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- 2026/10/14 15:30 掲載
蘭ASML、7~9月期の売上高116.6億ユーロ AI需要で10~12月期は最大152億ユーロ見込む
粗利益率は57.5%で、4~6月期の54.0%から3.5ポイント改善した。出荷した新品の露光装置は113台(4~6月期は86台)、中古は8台(同5台)。設置済みの装置の保守やアップグレードなどにあたるインストールドベース・マネジメントの売上高は32億8,900万ユーロで、見通しを上回ったという。
ASMLは、半導体の回路パターンを量産するための装置やソフトウェア、サービスを提供している。7月には、米インテルの受託製造部門が、同社の高NA EUV露光装置を使ったロジック半導体の量産出荷を始めたと発表していた。
クリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は、「第3四半期は、ランプアップ(増産)の着実な実行を反映し、過去最高の売上高を計上した」と説明した。売上高は、同社が示していた見通しの上限に近い水準だったという。
また、「顧客は、主にAI関連投資の規模と期間についての見方から、短期・中期の装置需要の予測を引き上げ続けている」と述べた。一部の顧客は、2029年や2030年向けの発注にも関心を示しているという。
10~12月期の売上高は142億~152億ユーロ(約2兆5,100億~2兆6,900億円)、粗利益率は約57%を見込む。研究開発費は約12億ユーロ、販売管理費は約4億ユーロを想定している。2026年通期の売上高は440億~450億ユーロ(約7兆7,900億~7兆9,700億円)、粗利益率は約56%と予想する。
株主還元では、7~9月期に2026~2028年の自社株買いプログラムで約41億ユーロ分の株式を取得した。2026年の中間配当は1株当たり1.88ユーロで、11月4日に支払う。
では、ASMLの決算の数字は、AI投資の勢いと装置供給の限界を、どこまで映しているのか。売上の伸びと利益の伸びの差、そして10~12月期見通しの裏に、その手がかりがある。
・2028年まで需要を満たせないと認めたASML、供給の限界と増強の行方
・売上25%増を上回る利益の伸びと、既存装置の改良が担う役割
・10~12月期は最大3割増収、通期の3割強を1四半期で稼ぐ計算
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