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- 2026/10/14 20:34 掲載
米ワークデイ、定型業務を自律実行するAIエージェント群「Autopilot Agents」を発表
利用者の問いかけを待って動く「コパイロット型」に対し、新エージェントは問いかけを待たずにバックグラウンドで作業を進め、判断が必要な場面で担当者を呼び出す設計という。ジョエル・ヘレルマーク最高AI責任者は「AIはこれまで、尋ねたときにしか助けてくれないコパイロットだった。もはやそれでは足りない」と述べた。
先行して使えるのは、採用エージェント(Talent Acquisition Agent)だ。求人の状況を常時確認し、投稿直後から適格な候補者を探して、採用担当者に候補者の情報や不足点を知らせる。候補者への連絡文の下書きまで作るが、送信には採用担当者の承認が要る。先行導入顧客向けに提供中で、一般提供は2027年初頭の予定。
給与(Payroll)、会計(Accounting)、導入(Deployment)の各エージェントのオートパイロット機能は、2027年初頭に先行導入顧客向けに提供する計画。給与エージェントは給与計算の実行前にデータの欠落を見つけ、会計エージェントは契約締結時に主要情報を抽出して仕訳案を用意し、取引を継続的にテストする。導入エージェントは、2025年9月の発表以降に約5000社が有効化したという。
各エージェントは「Sana」が取りまとめる。Sanaは作業を引き継ぎ、裏側で適切なエージェントを調整し、レビューや承認が必要な場面で人を呼ぶ。顧客は、自動で実行する作業、確認が要る作業、最後に人が決める作業を選べる。全操作は、内容、使った情報、承認者とともに記録される。
ワークデイは同日、AIエージェントの権限管理基盤を手がける米C1.aiの買収の最終契約締結も発表した。人事・財務の意思決定を支える「Workday Decision Intelligence」の提供開始も明らかにしている。
同社は世界で1万1500社超が利用し、米フォーチュン500の65%超を含むとしている。
では、エージェントが問いかけを待たずに動くとき、どこまでを人が握り、どこからを機械に任せるのか。背景には、導入企業の運用にかかる「承認」の実効性をめぐる米メディアの指摘と、同社幹部が示した自律実行の危うい作り方がある。
・承認が要る仕事と、要らない仕事の線引き
・承認ボタンが形だけになるかどうかの分かれ目
・50人の採用計画が42人に縮む、分析の中身
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