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  • 2026/10/15 16:30 掲載

米フィグマ、Markdownの仕様書をキャンバスに置く新機能「Specs」を発表 AIと共有

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米フィグマは10月15日、「Config India 2026」でMarkdownを使った文脈をキャンバス上に置く新機能「Specs」を発表した。Web、デスクトップ、モバイルでオープンベータとして順次提供する。同社のエージェントがコメントに返信でき、MCPサーバー経由で外部のコーディングエージェントにも仕様を渡せる。
米フィグマ、Markdownの仕様書をキャンバスに置く新機能「Specs」を発表 AIと共有の画像
エージェントにUIガイドラインを渡して部品を作らせる画面のイメージ
(出典:Figma)
 米フィグマは10月15日、カンファレンス「Config India 2026」で、チームとAIエージェントが共有する文脈をキャンバス上に置く新機能「Specs」を発表した。MarkdownをFigmaのキャンバスに取り込み、デザインやコードと並べて扱える仕組みで、公式ブログによると、Web、デスクトップ、モバイルでオープンベータとして順次提供する。有料プランが対象という。

 同社は、Markdownファイルが個人のパソコン上で使われがちで、ファイル同士の関係や元のプロジェクトとの結びつきが弱い点を課題に挙げる。「.md」ファイルをドラッグ&ドロップすれば、そのまま取り込める。

 Specの中には、FigJamのファイルやフレーム、キャンバス上のノードを埋め込める。文章とデザインを、画面キャプチャーや古いリンクに頼らず並べられるという。Figmaのエージェントはコメントを読んで返信でき、人間の同僚と同じようにやり取りできる。

 作成した仕様は、FigmaのMCPサーバー経由でコーディングエージェントに渡せる。仕様へのリンクをプロンプトに添えれば、Markdownのほか、フレームや図、コードレイヤー、Code Connectのスニペットへの参照も伝わる。GitHubコネクターで既存のコードベースから、Hexコネクターで製品の利用データから、文脈を取り込むこともできる。

 同社は同日、ほかの発表もまとめて公開した。デザインシステムでは、公開済みのライブラリにエージェント向けのガイドラインを追加できる機能をオープンベータで、GitHubリポジトリやnpmパッケージからコードソースを取り込む機能をクローズドベータで提供する。

 フィグマが6月に発表したコードレイヤーは、今回オープンベータに移り、全プランで順次使えるようになる。Figma MCPサーバーも更新し、Specsの読み書きやコードレイヤーの生成を、外部のAIツールから行えるようにした。OpenCodeやJetBrainsの「Junie」など、20の新たなパートナー統合も加わる。

 Figma Makeには、オープンソースのコンテンツフレームワーク「Payload」を取り込んだ。Payloadは、データベースや管理画面、認証、APIを備える。Makeの標準のバックエンドと位置づけ、全プランに数週間かけて順次展開するという。


 では、AIがコードを書く時代に、フィグマはなぜ「Markdownの仕様書」まで自社のキャンバスに取り込もうとするのか。背景には、開発者向け機能の「無料期間」の期限と、機能ごとに分かれた提供条件がある。

画像
フィグマ新機能の提供条件
(出典:Figmaの公式ヘルプなどをもとに作成)
この記事の続き >>
・コードレイヤーの「無料」はいつまで続くのか
・Specsを使うと消費されるAIクレジットの仕組み
・プランごとに使える機能が分かれる、提供条件の違い

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