- 2026/06/25 掲載
フィグマ、デザインと開発の境界なくす新機能──キャンバスをコード実行環境へ刷新
視覚表現の面では、「Figma Motion」を通じてタイムラインベースのネイティブアニメーション機能を導入した。WebGPUで高速化されたカスタムシェーダーエフェクトや3D変換機能も追加し、外部ツールに依存せずに高度な動的表現を作成できる環境を構築した。これらの機能はCode Layersと連動し、アニメーションやインタラクティブなUI要素をキャンバス上で直接コーディングおよび確認することを可能にする。
AI機能の拡張はプラットフォーム全体に及ぶ。米フィグマは、ユーザーがテキストプロンプトを用いて独自の「AIスキル」やカスタムプラグインを構築できる環境の提供を開始した。チーム内で効果的だったAIプロンプトやワークフローを共有し、プロセスを自動化できるという。自然言語による指示でレイアウトの生成やデザインの反復作業を支援する「Design Agent」のベータ版は、すでに有料プラン(Pro、Org、Enterprise)の全ユーザーに向けて展開を完了した。さらに、2025年10月に買収したAI駆動のデザインプラットフォーム「Weavy」を基盤とする「Figma Weave」を統合し、複数のAIモデルを用いた画像、動画、音声のワークフローをプラットフォーム内で完結させる。
今回の機能拡充は、米アンソロピックなどが展開するインターフェース直接生成ツール、CursorやReplitといったAIコーディングツールとの競合を見据えたプラットフォーム強化策といえる。
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