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- 2026/10/16 01:34 掲載
米マイクロソフト、法務AI「Copilot for legal」を提供開始 契約審査など20超のスキル
Word側では、契約書を自社の審査基準(プレイブック)に照らしてレビューし、修正案を変更履歴として示す。過去の契約書や雛形をテンプレートに変え、新しい契約書を下書きすることもできる。回答には番号付きの引用リンクが付き、押すと文書内の該当箇所が強調される。法務文書を開くと自動で検知し、既定でオンになっている。利用者は設定でオフにもできる。
Coworkは既定ではオフで、「Customize」から「Legal for Cowork」を追加して使う。Artificial Lawyerによると、契約書の義務や期限の抽出、契約書どうしの比較、案件の時系列づくりといった多段の作業を担う。
提供対象は、サポートページによると、Microsoft 365 Copilotの商用ライセンスの契約者だ。管理者向けの案内ページによると、管理者はWord向けをMicrosoft 365 Appsの管理センターで、Cowork向けをMicrosoft 365管理センターのAgent Toolsページで制御できる。
パートナー製のプラグインも、マイクロソフトのプラグインレジストリを通じて順次加わる。法務リサーチのBloomberg LawやTrellis、文書管理のiManageやNetDocuments、Box、契約・電子署名のDocusign、法務AIのHarveyやLegora、証拠開示のRelativityなど20社超が名を連ねる。
一方、現時点でCopilotが行える契約レビューは、プレイブックに基づくものに限られる。マイクロソフトは、回答が不正確な場合があり、利用者が内容を検証する責任を負うとしている。
では、Wordの中に法務AIを標準装備したマイクロソフトは、先行するClaudeやHarveyとどう渡り合うのか。背景には、前身サービスから半年足らずでの方針転換、競合との連携網の違い、そして法務AI専業大手の巨額の資金調達がある。
・4月発表のLegal Agentは、今回どう置き換わったのか
・法務データの二大巨頭、連携網での扱いの差
・巨額を調達したHarveyが、いま置かれた立場
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