- 会員限定
- 2026/10/17 23:08 掲載
DeepSeek新Flash、アクティブ160億でOpus 5超え主張 1タスク約30円、米勢の1割以下
目を引くのは、モデルの小ささと、同社が示したスコアの落差だ。V4.1-Flashは5,520億パラメータの本体に1,960億パラメータの「Engram」メモリを加えたMoE(混合エキスパート)構成で、1トークンの処理に使うアクティブパラメータは、入力の処理時に80億、出力時に160億にとどまるという。
それでも、DeepSeekが公表したベンチマークでは、ソフトウェアの不具合修正を測る「DeepSWE v1.1」で77.0を記録し、アンソロピックの「Claude Opus 5」(74.0)やOpenAIの「GPT-5.6 Sol」(73.0)を上回った。業務の自動化を測る「Automation-Bench」でも60.5と、Opus 5の50.3を引き離した。エージェント系の4項目でOpus 5を超えたとしている。
コストの差はさらに大きい。独The Decoderによると、DeepSWEでの1タスクあたりの費用は、最高設定で約0.20ドル(約32円)、低設定では約0.10ドル(約16円)で72%超の正答率だったという。一方、比較対象の「GPT-6 Astra」やOpus 5などは、1タスクあたり約2ドル~10ドル超だったとされる。
API価格は据え置きで、100万トークンあたり入力(キャッシュミス)が0.15~0.30ドル(約24~47円)、出力が0.60~1.20ドル(約95~190円)。平日の日本時間10~13時と15~19時がピーク料金で、それ以外は半額になる。
同時に、自社の検索エンジンを使う「Search」「Fetch」APIも一般の開発者に開放した。料金は、成功したリクエスト1,000件あたり0.75ドル(約119円)。なお、ベンチマークはすべて同社による評価で、第三者による再現はまだ確認されていない。
では、アクティブ160億パラメータのモデルが、なぜ米国の最上位モデルとここまで渡り合えるのか。そして、この結果は2025年1月の「DeepSeekショック」を再び呼ぶのか。背景には、Opus 5がなお大差で勝つ項目の存在と、米当局の調査に揺れる米フロンティアAI各社の足元がある。
・「Opus 5超え」は本物か、DeepSeekが負けた7項目
・最上位モデルの33分の1、価格差が突きつけるもの
・FTC調査に揺れる米AI各社と「ショック再来」の条件
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR