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- 2026/10/19 05:17 掲載
独メルセデス、エヌビディアと提携拡大 次世代の自動運転を共同開発、レベル4も視野
メルセデスの車載OS「MB.OS」に、エヌビディアの演算・センサー構成「Hyperion」、運転ソフトウェア「Alpamayo Stack」、安全システム「Halos」を組み合わせる。自動運転車の開発を加速させる狙いという。
MB.OSは、新しい運転機能や無線によるソフトウェア更新(OTA)を支える。Alpamayo StackはAI(人工知能)による推論機能を備えた運転ソフトウェアで、市街地での地点間移動の支援、アクティブセーフティー、自動駐車に対応する。Halosは並列の安全スタックとして、冗長性と安全上の歯止めを加える。
これらの技術により、高度な運転支援に加え、将来のSAEレベル4の用途の開発も支える。ロボリムジンも含まれるという。
メルセデスの取締役で最高技術責任者(CTO)のイェルク・ブルツァー氏は「エヌビディアは自動運転における最も重要な戦略パートナーだ」とコメントした。両社が西側諸国で初となる市街地での地点間運転支援システムを共同開発したことに触れ、今回の拡大は長年かけて築いた信頼の表れだと説明している。
エヌビディアのアリ・カニ車載部門担当副社長は、メルセデスが今回の変革に求められる技術力と安全への姿勢を備えているとし、Hyperionを土台に、知能と安全性を車に実装していくと述べた。
運転支援以外でも協業は広がる。メルセデスは車両開発のシミュレーションにエヌビディアの技術を使っている。仮想の工場計画からAI活用までを担うデジタル生産基盤「MO360」でもエヌビディアの技術を活用し、世界の生産網の効率、柔軟性、品質の向上に取り組む。
両社が共同開発した、都市型運転支援機能については、メルセデスが5月に、2026年末からドイツの一部都市で提供する計画を明らかにしていた。
今回の発表で、具体的な導入時期や対象車種、金額は示されていない。両社は、次の10年の安全な高度自動運転の実現を目指すとしている。
では、なぜメルセデスは「最も重要」と呼ぶエヌビディアに加え、運転AIの調達先を広げているのか。背景には、英国のスタートアップとの量産契約と、ライバルが前日に示した布陣がある。
・「2年以内」に動き出す、もう1本の運転AI契約の中身
・エヌビディアのライバルに見えて、学習の土台は同じだった?
・ボルボが前日に打ち出した、そっくりの3点セット
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