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- 2026/10/21 03:43 掲載
ミストラルAI、音声エージェントSDKと「Voxtral 3」発表 50言語超の文字起こしに対応
音声認識モデルは3種類。「Voxtral Small Transcribe 3」と「Voxtral Mini Transcribe 3」は50以上の言語に対応する。Smallは、誰が話したかを区別する機能や、専門用語を事前に与えて認識精度を高める機能、話し終わりを検出する機能を備える。ミストラルAIは、FLEURSベンチマークの45言語で測った単語誤り率で、Smallが「Whisper large-v3」などを上回ると主張している。リアルタイム向けの「Voxtral Mini Transcribe Realtime 3」は、遅延が500ミリ秒未満だという。
音声合成モデル「Voxtral Speech 3」は、35以上の言語と50以上の方言に対応する。会話の文脈に応じて、感情や話す速さ、強調を変えられるとしている。
SDKはLiveKit上で動く。話し終わりの検出、汎用モデル(例として「Mistral Small」)による推論とツール呼び出し、音声での返答を、前の処理の完了を待たずに並行して進める。1回のやり取りは1秒未満で終わり、利用者が割り込むと話すのをやめる。電話回線(SIP)とWebRTCに対応し、既存のコンタクトセンター用ソフトウェアなどとも接続できるという。
提供は同日に始まった。欧州、米国、グローバルのAPIから使えるほか、自社のインフラにも導入できる。音声データの処理場所や、会話を保持するかどうかを利用者が制御できる点を、ミストラルAIは強調している。
料金は、文字起こしが毎分0.0035~0.008ドル(約0.55~1.3円)、音声合成が100万文字あたり13ドル(約2,050円)。1ドル=158円で換算した。同社は10月6日にも、大規模言語モデル「Mistral Large 4」を発表している。
では、ミストラルAIは2月に出した前世代から、値付けをどう変えたのか。背景には、同社自身が示した誤り率の比較と、その数字を読むうえでの注意点がある。
・前世代と並べて見える、文字起こしの料金と対応言語の変化
・ウィスパーとの誤り率の差、その数字をどう読むか
・「1秒未満」の応答が通話の現場でそのまま出ない理由
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