- 2023/02/28 掲載
ゆうちょ銀株が堅調、日本郵政の売却正式発表で出尽くし感も
27日終値1156円で試算した売却総額は約1兆2500億円。投資家への売却に併せてゆうちょ銀行が実施する自社株買いにも応じる。「自社株買いは新規の話で株価の支えになっている」(別の国内証券のアナリスト)との見方もある。
ゆうちょ銀行は売り出し決議と共に発行済み株式総数の4.5%、1500億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。日本郵政はこれに応じて一部株式を売却する方針を示している。
売却規模は、2010年以降の日本の公募・売り出し案件で4番目の大きさ。80%を国内、20%を海外で売り出す。売り出し価格は3月13─16日に決定する。出資比率を引き下げることで、ゆうちょ銀行はこれまで特例扱いだったプライム市場の上場要件(流通株式比率35%)をクリアする。
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