牛丼大盛、７４０円に＝１０日から、並は据え置き―吉野家

牛丼チェーンの吉野家（東京）は７日、牛丼「大盛」「特盛」などの一部商品について、１０日午後２時に値上げすると発表した。大盛の税込み価格は店内飲食が４４円上がり、６９６円から７４０円になる。テークアウトは６８３円から７２６円に上げる。

定食なども含めた値上げ幅は税抜き価格で１０円から７０円。コメや牛肉といった原材料価格や物流費の高騰が理由で、牛丼の値上げは昨年７月以来となる。

牛丼、豚丼の「小盛」「並盛」の価格は据え置く。このほか、牛カルビ丼など各種丼商品は、「並盛」「アタマの大盛」「大盛」の税抜き価格を４０円、「特盛」「超特盛」を６０円それぞれ引き上げる。定食は７０円上げるが、朝定食は価格を維持する。

【時事通信社】 〔写真説明〕吉野家が１０日から値上げする「牛丼大盛」（同社提供）