米ＣＰＩ、4月は前年比＋2.3％に鈍化　前月比0.2％上昇

[ワシントン １３日 ロイター] - 米労働省が１３日発表した４月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前月比０.２％上昇した、３月は０.１％下落だった。ロイター調査では０.３％上昇と予測されていた。

前年比は２.３％上昇、予想は２.４％上昇、３月は２.４％上昇だった。

変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比０.２％上昇、予想は０．３％上昇、３月は０.１％上昇だった。前年比は２.８％上昇で予想と一致、３月も２.８％上昇だった。

今回のデータは中国からの輸入品に対するフェンタニル関連の２０％関税、輸入車などへの２５％関税などの影響を部分的に受けている可能性が高い。エコノミストは、関税による物価への影響は５月から顕著に現れると予想している。