ＦＲＢ、関税巡る不確実性解消なら利下げ可能＝シカゴ連銀総裁

［２日　ロイター］ - シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は２日、関税政策を巡る不確実性が解消すれば、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は利下げを実施できるとの考えを変えていないと述べた。

グールズビー氏は、この困難な時期を乗り越えることができれば、ＦＲＢが担う最大雇用と物価安定という二重の責務の達成はかなりうまくいくとの見方を示し、トランプ米大統領が４月２日に発表した大規模関税措置が発表当初ほど強硬なものにならなければ、ＦＲＢの政策金利は向こう１５カ月に「かなり」低下する可能性があるとの見方を変えていないと述べた。