三菱自、米で18日から値上げ　平均2.1％

［ワシントン　１７日　ロイター］ - 三菱自動車工業は１７日、米国で車両価格を平均２．１％引き上げると発表した。トランプ米政権の関税措置を受け、自動車各社の間ではコスト上昇分を消費者に転嫁する動きが出ている。

トランプ政権は４月、日本を含むほぼ全ての国からの自動車輸入に２５％の関税を発動。三菱自動車は港から米ディーラーへの納入を一時停止していたが、先週に再開したという。

売上高加重平均価格の２．１％引き上げは１８日から実施する。値上げの理由については、定期的な価格見直しの直接的な結果としている。

現在ショールームにある車両の価格には影響しないとディーラーに伝えた。