豊田合成、中国市場は「新商品で巻き返し」＝インドで攻勢―株主総会

豊田合成は１９日、愛知県稲沢市で定時株主総会を開いた。日系自動車メーカーの苦戦が続く中国市場の考えを問う株主の質問に対し、同社幹部は「バッテリー電気自動車（ＢＥＶ）市場が急拡大したことで、地元企業が台頭した」と指摘。まずは強みとする安全システムの供給を図りつつ「いずれ日系企業もＢＥＶで巻き返しを図ってくる。そのための新商品を開発する」との方針を示した。