金融業は「大競争時代」＝第二地銀協会長が就任会見

第二地方銀行協会の西川義教会長（愛媛銀行頭取）は１９日の就任記者会見で、金融機関と大手通信業者の提携が相次いだことなどを受け、「金融業は大競争時代に突入したといっても過言ではない」と述べた。その上で、地域金融機関も業種や業態を超えた連携が求められるとの認識を示した。

西川氏は「デジタルと人の力を融合し、地域に最適な金融の形を追求することが肝要だ」と強調。利活用が進む生成ＡＩ（人工知能）についても「ビジネスモデルを変革しうる可能性を秘めており、良質な金融サービスを提供するためにはチャレンジすべきだ」と指摘した。

【時事通信社】 〔写真説明〕第二地方銀行協会の会長に就任し、記者会見する西川義教氏＝１９日午後、東京都千代田区