7月までに利下げを決定するにはデータが不十分＝ボストン連銀総裁

［２６日　ロイター］ - 米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は２６日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）が７月に利下げを検討するのは時期尚早との考えを示唆した。

コリンズ総裁はブルームバーグ・ニュースに対し、「７月の会合までに得られるデータはあと１カ月分しかない。私はそれ以上の情報を見たいと考えている」と述べた。

コリンズ総裁はまた、利下げの緊急性はないとし、ＦＲＢが年内に利下げを再開するという自身の基本シナリオは「１回の利下げを意味するかもしれないし、それ以上の利下げを意味する可能性もあるが、データがそれを裏付ける必要があると思う」と語った。