- 2026/03/30 掲載
シェブロンの豪ウィートストーンLNG、サイクロン被害で修復に数週間
[パース/シドニー 29日 ロイター] - シェブロンは29日、西オーストラリア州にあるウィートストーン液化天然ガス(LNG)施設について、先週のサイクロンによる被害の修復作業のため、今後数週間はフル生産を再開できない見通しだと明らかにした。
サイクロン「ナレル」により、年間3000万トン以上に相当するオーストラリアのLNG供給に混乱が生じたと推定されている。MSTマーキーのアナリスト、ソール・カボニック氏は27日、中東紛争による衝撃と重なり、世界のLNG供給の4分の1以上に混乱が生じていると述べた。
シェブロン・オーストラリアの広報担当者は「陸上のウィートストーン・プラントと沖合のウィートストーン・プラットフォームの両方で被害状況の評価が続いているが、修理を安全に完了させるため、フル稼働に戻るまでには数週間かかる見込みだ」と述べた。
ウィートストーンLNGの年間生産量は890万トン。
一方、同社によると、年間生産1590万トンのゴーゴンLNG輸出施設および国内プラントはフル稼働を継続している。
ウッドサイド・エナジーは29日、ナレルによってノース・ウェスト・シェルフ(NWS)プロジェクト(年間1430万トン)の陸上処理施設の生産が依然として影響を受けていると明らかにした。
イランの空爆による被害でカタールがLNG生産を停止したことを受け、オーストラリアは今月、世界第2位のLNG輸出国となった。
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