「専門性の細分化」によるセキュリティ関連職種の増加
下の表はIPAによる「ITSS+(セキュリティ領域)」を抜粋したもので、セキュリティの専門性の細分化を示している。
「左上の『セキュリティ監査』は、社内で決められたセキュリティのルールが守られているかどうかを調べるのが仕事の内容です。一方、右下の『脅威・脆弱性情報の収集・分析・活用』は、世の中でどんな脆弱性が生まれているのか、外に目を向けて社内にフィードバックする仕事です。向かう方向もやり方も違います」(長谷川氏)
「セキュリティ人材の不足」が叫ばれて久しいが、採用企業側の、「セキュリティ人材が必要」のような言い方では、どの職種にあたるのかがあいまいすぎる。どのような役割、どのようなスキルを持つ人材が必要なのかの明確化が求められるのだ。
以降では、こうした時代の変化を振り返るとともに、「セキュリティ人材の不足」課題と解消策を解説する。
・なぜ企業のセキュリティ人材の採用は難しいのか?
・セキュリティ対策には人文系の知識も必要な理由
・「セキュリティ人材の不足」課題の掘り下げ 浮かび上がる3要素
・セキュリティを高めるために…チームとしてどう動くべきか
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