ソフトウェアの重要性が高まる時代
ソフトウェアを進歩により社会は便利になった一方、ソフトウェアの在り方1つが社会に与える影響力は大きくなりつつある。仮に、グーグルが提供している検索エンジンやメール、地図、カレンダーなどのサービスがすべて落ちてしまったときのことを想像してみてほしい。私たちは生活を続けることはできるだろうか。それを利用していた企業はビジネスを継続できるだろうか。
このように、社会に浸透しているサービスを提供している企業は社会的な責任を背負っていることから、サービスが安定稼働できるよう開発・運用に取り組む必要があるが、それと同時に目まぐるしく変化する市場のニーズをくみ取り、ソフトウェアを常に進化させ続けなければならないという使命も背負っている。
DMM.com プラットフォーム事業本部 第1開発部 部長、VPoE室、アルファ室の石垣雅人氏は「こうした難題にエンジニア部隊が取り組む上で、重要なポイントになるのが、あらゆる企業活動を観測可能にしていくこと(可観測性)と、その再現性(何度実行しても同じ結果になる)の2つです」と語る。
それでは、企業の活動の可観測性と再現性を高めるためには、組織の仕組みをどう変えれば良いのだろうか。そして、可観測性と再現性を高めると、どのようなメリットがあるのだろうか。ここからは、DMM.comの取り組み事例を紹介しながら、ポイントを解説する。
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