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製造業の人手不足は年々深刻さを増し、熟練技術者の技能継承が急務となっている。慢性的に続くこの課題を解消するためには、デジタル技術の活用やAIの導入が不可欠である。こうした中、鉄鋼メーカー大手のJFEスチールは、デジタルツインの構築をはじめ、AI実装やデータ活用などにおいて成果を上げている。経済産業省が選定する「DX銘柄」に9回も選ばれた同社は、一体どのようにしてDX化に成功したのか、事例とともに解説する。
工場のDX化を推進する「DX戦略本部」を新設
「当社は、膨大な製鉄設備を持っています。広島県福山市と岡山県倉敷市にある西日本製鉄所で、広さは東京ドーム560個分ほどです。その中に24時間365日稼働している高炉や電炉、圧延機などがあり、この設備をいかに安定的に稼働させるかも経営課題の1つとなっています。設備の安定稼働、労働生産性の向上、QA・QCレベルの向上のため、DXを積極的に進めています」(新田氏)
同社は、経営会議の下にDXステアリング会議を設置し、さらにその下に2024年から「DX戦略本部」を発足させている。このDX戦略本部の目的は、デジタル領域という大きな枠組みでの中長期的な戦略の策定、開発、全社展開、建設、保全および人材育成の推進である。
DX戦略本部には、データサイエンスを推進しているDX企画部・デジタル化推進部・インテリジェント技術開発部・スマートファクトリー推進部という4つの部署があるという。この4つの部署が、工場のDX推進をリードする役割を担っている。
舞台となるDX戦略本部の詳しいDX戦略や、デジタルツインの構築、AI実装などについて解説していく。
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・JFEスチールの「DX推進ビジョン」を支える“3つの柱”
・DX人材に“育て上げる”、活用している「ツール一覧」
・故障対応が人材育成にもつながる、ノウハウも展開
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