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システムがバラバラ、調達交渉はメール頼み──これは売上3兆円超のNECが4年前まで抱えていた調達部門の“過酷“な状況だった。しかし今、同じ企業が35億円のコスト削減を見込み、AIによってサプライヤーとの部材交渉(納期)を95%自動化の目途を立てている。一体何が起きたのか? その答えは「三位一体 Plus Oneの改革」にあった。サプライチェーンDX統括部長の森山氏が、その詳細を公開する。
データドリブン調達で描く新たな調達の未来像
実際、多くの企業で調達部門は従来の延長線上とは異なる、新たな全社的な戦略を描くことに苦戦している。
「NECでも、間接材だけで300以上ある品目へのコード・マスタが整備されておらず、7つの専用システムが国内約30拠点へ散発的に展開し、支出の可視化すらままならない状況が続いていました」(森山氏)
こうした問題の根本には、調達プロセスの標準化不足と、データ活用基盤の欠如がある。従来の品目別最適化アプローチでは、グループ横断でのバーゲニングパワー(交渉力)を発揮できず、結果として調達コストの最適化や、サプライヤーとの戦略的パートナーシップ構築が困難になっているのだ。
では、どうすればよいのか? NECがたどり着いた1つの答えは、単なるシステム統合ではなく、制度、プロセス・組織、ITにデータ・人を加えて同時に再構築する「三位一体 Plus Oneの改革」という手法だった。その具体的な実現プロセスについて、森山氏が明かす。
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・複数システムを大胆に統合、NECが実現した「調達革命」の全貌
・データドリブン調達の仕組み、AIと生み出す新たな調達価値
・年間「35億円」の削減効果を実現、具体的な成果と成功要因を徹底分析
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