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なぜ経産省は“製造業の暗黙知”に8億円を賭けたのか? 川崎重工・ダイキンらの生成AI活用術
経済産業省は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と連携し、生成AIの利活用を促進するためのプロジェクト「GENIAC-PRIZE」を実施している。本講演では、経済産業省 商務情報政策局の能登将成氏がGENIACの概要や経済産業省の取り組みを紹介。さらに、製造業の事例として、川崎重工の中野信一氏、ジヤトコの杉山智哉氏、シャボン玉石けんの山野京亮氏、ダイキン工業の上月悠子氏の4名が、自社における生成AI活用の事例と今後の展望について発表した。製造業の課題解決手段として期待されている生成AI
また、2025年にはGENIACの取り組みを発展させた懸賞金型プログラム「GENIAC-PRIZE」が開始され、生成AIの社会実装を促進するため、懸賞金総額約8億円を投じてAIエージェント、官公庁業務、AI安全性などの分野で優れた生成AIアプリケーションの開発・実証を支援している。
経済産業省は、製造・医療・建築・金融など幅広い領域において、下記のような支援を実施している。
- AIモデル開発に必要な計算資源の調達支援
- データ利活用の支援
- 国内外の開発者・関係者との交流支援(マッチングイベントや勉強会、セミナーの開催など)
GENIAC-PRIZEでは、「生成AIによる社会実装が特に期待されるテーマ」として3つの領域(4テーマ)が設定されている。その一つが「製造業の暗黙知の形式知化」だ。
製造業には、研究開発や企画・設計・エンジニアリング、製造・施工、保全・運用、トラブル対応、受発注管理、顧客対応など、さまざまなプロセスがあるが、特に応募が多かった領域が、企画・設計・エンジニアリング(18件)と、製造・施工(29件)の2つだ。
「幅広い領域からのご提案を通じ、製造業の現場における課題の多様性と深刻さ、ならびにそれらの解決に向けた生成AIへの高い期待を改めて認識いたしました」(能登氏)
本講演では、川崎重工、ジヤトコ、シャボン玉石けん、ダイキン工業の4社が、現在取り組んでいる生成AI活用の取り組みを順に紹介。各社の現場が抱えるリアルな課題や、生成AIがもたらす可能性について、非常に興味深い内容が語られた。
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・熟練者の知識を次世代へ確実に伝承する仕組み
・AIが論理的な深掘りを強力サポート、問題の早期解決を実現
・AIで暗黙知を抽出、新たな技術継承のカタチとは?
・データの確保が困難…現場データを収集するために実施したこと
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