• スペシャル
  • 会員限定
  • 2011/11/24 掲載

【ホンダアクセス事例】最低限のカスタマイズで物流コストを6%削減したホンダの倉庫管理システム

記事をお気に入りリストに登録することができます。
ホンダアクセスは、ホンダグループの中で純正用品の研究・開発・製造・販売を支える企業だ。同社では、新車の納車に合わせて製品を届ける用品ビジネスの特性を活かすため、「Infor WM9.0」を利用して新しい倉庫管理システムを構築。2011年2月に稼働を開始し、当初目標であった物流コストの6%削減を達成した。さらに、稼働1ヶ月後に発生した東日本大震災への対応にも、その効果を発揮したという。

用品ビジネスに即した物流体系を構築、物流コスト6%削減を目指す

photo
ホンダアクセス
情報システム部
加藤文彦 氏
 ホンダアクセスはホンダ車の純正用品、たとえばフロアマット、マットガード、カーナビゲーションシステムなど、さまざまなカー用品の研究・開発・製造・販売までを一貫して行っている会社である。本田技研工業とは、連結子会社の関係にあたる。

 埼玉と栃木に3つの国内事業部を構え、海外にも7つの拠点を展開している。倉庫は埼玉の日高市、飯能市、川越市の3つ。現在販売している車用の在庫である「現用」、これから発売する車用に準備している「イニシャル」、販売終了した車用の「補修」という3種類の用品を、3つの倉庫に分散しながら扱っている。今回、新しい倉庫管理システムが導入されたのは、日高と飯能の2倉庫である。

 10月26日に開催された「Infor Customer Forum Japan 2011」で登壇したホンダアクセス 情報システム部 加藤文彦 氏は、新しい倉庫管理システム導入の目的について、「用品ビジネスに則した新物流体系の構築による事業収益基盤の盤石化」であると説明する。

 従来、受注から出荷まではホンダのシステムに相乗りする形で運用されていたが、用品ビジネスの特性に合わせた新たなシステムを構築することで、物流コストを低減することが求められたという。

「用品ビジネスでは新車納車に合わせてものを届けます。新車がオーダーされ生産し、納車まで何日かの日数が必要です。そのため用品は出荷指示から納品までに時間があります。この時間を有効活用する仕組みを構築し、コスト削減を目指しました。目標は物流コストの6%削減です。スケジュールとしては、2009年1月からビジネス企画を開始し、最終的に2011年2月にシステムを立ち上げました」(加藤氏)

このページのTOPへ


41個のWMS関連パッケージ、自社開発も含めて検討

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます