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  • 2018/04/12 掲載

システム外注にナレッジ不足の壁、ゼロから始めるオフショア開発に特効薬はあるか

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ITエンジニア不足は、企業のシステム開発の現場でもさまざまな形で顕在化している。「初めてのオフショア」も、その1つだ。これまでずっと社内でシステム開発してきた企業が、ITエンジニア不足により、アウトソースに頼らざるを得なくなり、オフショアを選択せざるを得なくなるケースだ。ここでは「初めてのオフショア」を成功させるために必要なこと、考えるべきことは何かを整理した。

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「初めてのオフショア」では何もかもが未知に思えるだろう
(© Hanoi Photography – Fotolia)


流出するIT人材、残されたのは「外注できないシステム」

 日本におけるITエンジニア不足は深刻だ。経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」)によれば、2020年には約30万人、2030年に約59万人が不足すると分析されている。

 ITエンジニア不足は、システム開発の現場でも、すでにさまざまな形で顕在化しつつある。たとえば、派遣会社にITエンジニアを派遣要請しても、思った人数が集まらない。ようやく集まったと思ったら必要なスキルが足りず、再教育が必要になるといった具合だ。

 翻って、優秀なITエンジニアはヘッドハンティングの対象になりやすい。そして、優秀な人材が抜けたその後を継ぐ担当者の負荷は極めて大きい。新規システムの開発を行う一方で、既存システムの運用・保守も任される。ところが、前任者がいないので、既存システムの中身がよくわからない、という苦境に立たされるのだ。

 IT人材の不足を解決する手段として知られる「オフショア開発」においても、その苦境は続く。国外のIT人材のリソースを比較的安価で活用できるオフショア開発は、ベトナムなど東南アジアの新興国を中心に盛んだが、担当者にナレッジが不足しているために、「そもそもどのシステムを外(オフショア)に出せばよいのかわからない」という企業が少なくないのだ。

この記事の続き >>
・安心できるオフショア開発のために必要なもの
・オフショアエンジニアのスキルの高さは、日本を上回る?
・VR/MRや越境EC、AIなどの新技術も積極活用

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