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DXを加速するERPの作り方、横河電機は「外向きのDX」をどう実現した?
基幹システム(ERP)のデファクトスタンダードともいえるSAP ERP6.0の保守期限が、2027年に迫っている。とはいえ、焦ってERPを単純に移行すれば良いというわけではない。ビジネス変革のスピードアップが求められる今、いかに既存のERPを次世代のデータ活用基盤として生まれ変わらせるのかが重要となっているのだ。企業内外のデータをERPやクラウド基盤と連動させる、データ活用の仕組みづくりとその先行事例を、元SAPのフロンティアワン 鍋野敬一郎氏に聞いた。ERPは「ハイブリッドな情報活用基盤」へと生まれ変わる必要がある
今、日本企業をさまざまな“脅威”が取り巻いている。長引くコロナ禍に加えて、原材料・資材の高騰、中国・アジア諸国の経済成長鈍化による需要減退、気候変動による気象災害と脱炭素の潮流、そして米中対立による貿易への影響。そこに、ロシアによるウクライナ侵攻と超円安も加わった。これまでの知識や経験が通用しない状況のもとで、多くの企業が先送りできないさまざまな判断を迫られている。こうした環境の中、ますます求められているのが「迅速な経営判断」である。しかし、速やかに適切な決断を下すことは、レガシーなERPのままでは難しいだろう。もともと財務系の情報が中心のERPに、工場や物流上の制御・運用といったOT(Operational Technology)情報を連携させ、データ統合・活用していく必要がある。
「既存のERPを生かしながら、社内外のデータやクラウド基盤とシームレスに連動させた、『ハイブリッドな情報活用の仕組み』を構築することが重要です」
そう語るのは、これまでERP/SCM、MES/MOM、IoT導入、クラウド統合データ基盤(データレイク)開発などで多くの実績を持つフロンティアワン 代表取締役の鍋野 敬一郎氏だ。
では、具体的にどのように構築していけば良いのだろうか? ここからは、鍋野氏が手がけた先行事例に、最新のトレンドを盛り込みながら解説していく。
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