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- 2026/10/14 00:32 掲載
米AMD、エージェント型AI向けラック「Helion」発表 CPU専用で最大32,768コア搭載
構成は2種類ある。1つはハイパースケーラー向けのCPU専用ラックで、第6世代のAMD EPYCを使い、最大32,768コアを搭載できる。エージェントを実行するための専用の計算能力を用意し、モデルの推論は別の基盤につなぐ使い方を想定しているという。
もう1つは企業のエージェント型AI向けの統合ラックで、EPYCのCPUノードと、GPU「AMD Instinct MI350P」のノード、汎用の計算ノードを1つのラックにまとめた。Helionにはエージェントのモデル呼び出しをフロンティアモデルやオープンソースのモデルへ振り分けるトークンルーターが組み込まれている。ラックは空冷版と液冷版がある。
AMDは、Helionの仕様をOCPに提供する計画だ。各構成はパートナーと開発中で、2026年11月の提供を予定している。価格は明らかにしていない。パートナーとしてシスコ、デル・テクノロジーズ、鴻海精密工業(Hon Hai)、HPE、レノボ、QCT、スーパーマイクロ、Wiwynnの名前が挙がった。
AMDでコンピュートおよびエンタープライズAI部門を率いるダン・マクナマラ上級副社長兼ゼネラルマネージャーは「エージェント型AIは単一のワークロードではない」と述べた。パーソナルエージェントや企業のアプリケーション、コードの実行、複雑なワークフローなど、用途ごとに必要な計算が異なると説明している。EPYCの性能とオープンなソフトウェア、柔軟なラック設計を組み合わせ、パートナーが顧客の用途に合わせてシステムを組めるようにするという。
では、AMDはなぜGPUではなくCPUを軸にしたラックを、いまこの形で打ち出したのか。ラックの細かな仕様と、同じ日に動いた競合の存在を並べると、AMDの狙いが見えてくる。
・CPUブレードを3種類に作り分けた、AMDの意図
・統合ラックのGPUは最大16基、あえて割り切った点
・同じ日にOCPへ動いたエヌビディアのCPUラック
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