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- 2026/10/20 11:14 掲載
米クラウドフレア、数値や日付を取り出す新型AI「Clairic」を試験提供 応答は1秒未満
同社によると、Clairicは文章を生成せず、入力を1回処理するだけで答えを返す。推論や出力のトークンがないため、課金は入力トークンのみで、応答は通常1秒未満という。大規模言語モデル(LLM)で同じ処理をすると数秒かかることがあるとしている。
返す値は4種類ある。入力から抜き出す値(文字位置と確信度つき)、入力をもとに計算する値(金額や日数など)、範囲を指定して推定する値、将来の各時点を見積もる予測値だ。推定値と予測値には中央値のほか、80%の確率で収まるとみる範囲が付く。すべての答えに、値が入力にない確率と確信度も添え、値がなければnullを返す。
開発者向けのドキュメントによると、料金は入力100万トークンあたり0.10ドル(約16円)。コンテキスト長は6万5536トークンで、テキストに加えてPNG、JPEG、WebPの画像を最大4枚まで入力できる。プレビュー版のため、提供の継続や品質は保証しないとしている。
クラウドフレアは、近くClairicをオープンウェイトで公開する予定だとしている。時期は示していない。
同社は10月1日に、判断に特化した決定モデルClefを公開した。その後は音声や動画も扱えるClef-omniも出している。「System One」は、心理学者ダニエル・カーネマン氏の著書で知られる「速く直感的な思考」にちなんだ呼称という。Clairicはこれらに続く位置づけとなる。
では、LLMに任せてきた書類の読み取りや見積もりを小型モデルに置き換えると、処理時間と費用はどこまで変わるのか。背景には、クラウドフレア自身が行った試験の数字と、導入前に押さえておきたいプレビュー版の制約がある。
・LLM丸投げの損害請求処理、時間と費用はどこまで減るのか
・米タイプセーフが口火を切った「System One」競争の1カ月
・長い計算と集計は苦手、プレビュー版の導入前に見るべき制約
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