- 2022/12/15 掲載
FRB当局者、金利一段高を予想 長期にわたり高水準=金利・経済見通し
FRBは13─14日に開いた今回の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25─4.50%とした。
金利・経済見通しによると、FRB政策当局者19人の2023年末の政策金利の予想中央値は5.1%。9月時点では4.6%だった。
その後は24年に4.1%、25年に3.1%に低下するとの予想が示された。
インフレについては、個人消費支出(PCE)価格指数の伸びは23年第4・四半期には3.1%、24年末には2.5%に低下するとの予想が示された。9月時点では23年末が2.8%、24年末が2.3%だった。
失業率は現在の3.7%から23年第4・四半期には4.6%に上昇すると予想。24年を通してこの水準にとどまるとの見方が示された。9月時点では4.4%に上昇するとの見方が示されていた。
23年の経済成長率の見通し中央値は0.5%。9月時点は1.2%だった。今回の金利・経済見通しでは2人の政策当局者が来年はマイナス成長に陥いるとの見方を示した。
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