- 2023/04/07 掲載
米テスラ、EVトラックなどでリン酸鉄バッテリーの導入拡大へ
基本計画は航続距離の短い大型トラック「セミ・ライト」にLFPバッテリーを導入する方針を示したが、詳細には触れなかった。テスラは昨年12月、ニッケル系バッテリーを搭載し、1回の充電で500マイル走行できる航続距離の長いセミの販売を開始。航続距離300マイルの車種も市場に投入する計画を明らかにしている。
テスラは小型車「モデル3」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」にもLFP系バッテリーを導入する方針を明らかにしたが、時期は示さなかった。現在、米国内で販売しているモデル3とモデルYの大半はニッケル系バッテリーを搭載している。
LFP系バッテリーはニッケル系に比べて大きくて重く、蓄積できる電気の量が少ないため、航続距離が短くなる。半面、ニッケル系に比べて発火のリスクは小さい傾向がある。
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