- 2023/04/24 掲載
大連万達集団のドル建て債下落、IPOや流動性への懸念で
子会社の香港上場の進展具合や同社の流動性への影響に対する懸念が根強い。
傘下のWanda Properties Overseasの2023年7月満期債は90.453と、先週末の92から下落。
Wanda Properties International Coの24年満期債は75から71.006に、Wanda Properties Globalの26年満期債は63から58.237に下落した。
ワンダ傘下のZhuhai Wanda Commercial Management Group Co Ltdは香港での新規株式公開(IPO)を申請しているが、今年の新ルールにより、中国証券当局の承認が必要になった。承認が下りるかは不透明。
Debtwireが先週報じたところによると、ワンダはオフショアローン3件(総額13億ドル)の債権者に対し、5月初旬までにIPOが完了しなかった場合、早期返済請求権を行使しないよう求めている。
関係筋が24日明らかにしたところによると、ワンダと債権者はIPOの期限を11月30日に延長することで合意した。
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