タイＣＰＩ、2月は前年比＋1.08％　3カ月連続で中銀目標圏内

[バンコク ７日 ロイター] - タイ商務省が７日に発表した２月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は、前年同月比１．０８％上昇し、伸び率は１月の１．３２％から鈍化した。中央銀行の目標レンジ（１─３％）内に３カ月連続で収まった。

同省は、鈍化は食品・飲料と石油価格が軟化したためとしている。

ロイターがまとめた予想の１．１０％上昇とほぼ一致した。

コア指数は前年比０．９９％上昇した。予想（０．９０％上昇）を若干上回った。

同省貿易政策戦略局のプーンポン・ナイヤナパコーン局長は記者会見で「今年のインフレ率は（中銀）目標レンジの下限になる可能性がある」と語った。