豊田通商、通期純利益予想を0.7％減の3600億円に上方修正　円安で

［東京　３１日　ロイター］ - 豊田通商は３１日、２０２６年３月期通期の連結業績について、純利益予想（国際会計基準）を前年比０．７％減の３６００億円に上方修正したと発表した。従来予想は３４００億円だった。足元の為替レートが業績予想時に見込んでいた水準よりも円安方向で推移しており、実績も当初の想定よりも堅調なため。

ＩＢＥＳがまとめたアナリスト９人のコンセンサス予想では通期の連結純利益の平均値は３６４０億円で、会社側の予想とほぼ同水準だった。

配当も、期末で１株５８円（従来５５円）、合計１１６円（同１１０円）に上方修正した。純利益以外の見通しは開示していない。