- 2026/03/27 掲載
中国の銀行株が上昇、銀行株保有規制の緩和検討と報道
関係者によると、国家金融監督管理総局(NFRA)は1月、一部の銀行関係者と会合を開き、規制緩和の可能性について協議。現行の規則では、1投資家が5%以上を保有する主要株主となれる銀行は2行までで、支配的な持ち分を保有できるのは1行に限られている。NFRAは一部の株主が追加で1─2行の主要株主になることを認める方向で検討している。
香港株式市場では、中国工商銀行1.2%上昇。中国建設銀行、中国郵政貯蓄銀行も1%超上昇した。ハンセン本土銀行指数も0.6%高。
シティは顧客向けリポートで、規制緩和は「中国の銀行にとってポジティブな影響」をもたらすと指摘。融資拡大や経営陣の収益・株価向上インセンティブを高めるほか、保険会社など機関投資家の資金流入を促すと分析した。
JPモルガンも、規制緩和は投資家層の拡大につながり、銀行セクター全体にとって追い風になる可能性があるとの見方を示した。
銀行株に投資している中国平安保険は香港市場で0.6%上昇した。同社のトップは決算会見で「規制の支援の下、金融業界などで投資収益のさらなる向上を目指す」と述べた。
同社は平安銀行の支配株主であるため、現行規制下では他行で大株主になることはできない。
JPモルガンは、規制緩和により「平安グループが子会社以外の銀行でも5%超を保有できる可能性がある」と指摘。恩恵を受ける可能性のある銀行として、中国工商銀行、建設銀行、郵政貯蓄銀行、中国招商銀行を挙げた。
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