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企業が長期的な成長を遂げるには、常日頃からリスクに対して備えておく必要がある。想定外のリスクが発生すると、企業は大きな損失を被り、経済的な損失や社会的な信用の低下などにつながる恐れがある。従業員や顧客の安全を守るためにも、企業はどのようなリスクが起こる可能性があるのかを想定し、対策を講じる必要がある。情報セキュリティ大学大学院の大久保隆夫氏に、企業が注意するべきリスクの種類や、近年注目されている生成AIのリスク、安全に使うためのポイントを聞いた。
企業が注意するべきリスクの種類
■企業が抱えるリスクの例
- 経済的リスク (金利変動や取引先の倒産など)
- 安全リスク(労働災害や施設・設備の故障、製品の品質・安全性に関する問題など)
- 災害リスク(地震、台風などの自然災害)
- 地政学的リスク(国際紛争や政治体制の変化など)
大久保氏によると、これらのリスクは独立して存在するのではなく、相互に影響し合い、被害が大きくなるケースがほとんどのようだ。
たとえば、セキュリティリスクが経済リスクにつながった事例として、K社が運営していた配信サービスがランサムウェア攻撃を受けてしまい、サービスが2カ月ほど停止した事例がある。同社は、サービスが停止した影響により、有料登録しているユーザーはサービスを利用できず、配信サービスを提供している側も利益を得ることができなかったという。その後、K社は双方に対し、結果として、損害賠償を行うことになっている。
大久保氏は「このような波及被害を軽減化するには、サイバーセキュリティの枠を超えた対策と、それを担う人材の確保が必要です。また最近、活用が広がる生成AIに伴うリスクをしっかり理解しておく必要もあるでしょう」と強調する。
それでは、具体的にどのような対策をすれば良いのだろうか。生成AIで懸念されているリスクとは何か、どのような対策が必要なのか。
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・生成AIの何が問題?大学・研究機関で注意してる“ある問題点”
・【まとめ】悪用される生成AI…どのような被害をもたらすのか?
・生成AIを安全に使うために…読んでおくべき「世界のガイドライン4選」
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