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  • 2025/10/30 掲載
ANAがたどり着いたセキュリティ対策の秘策「プロセスのゼロトラスト化」とは
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ANAがたどり着いたセキュリティ対策の秘策「プロセスのゼロトラスト化」とは

全日本空輸(ANA)は、217のシステムと約1000台のサーバを24時間365日稼働させるIT環境を維持しながら、高度化・複雑化するサイバー攻撃に立ち向かってきた。しかし、セキュリティ対応が専門ではない社員が対応を担う現状が課題となり、セキュリティチームの疲弊が深刻化していた。このような状況下で持続可能な方法を模索し、最終的にたどり着いたのが「プロセスのゼロトラスト化」だった。同社のデジタル変革室 専門部長の和田昭弘氏が、この取り組みについて詳細を語った。

高度化するサイバー攻撃を、サプライチェーン全体で防御する

 サイバー攻撃はますます高度化し、サイバー犯罪の組織化や国家主導のサイバー攻撃など、その種類も変化している。攻撃検知の難化、ランサムウェアの多重恐喝、時限爆弾型破壊攻撃など、攻撃の特徴にも変化が見られる。また、1社だけではなく、サプライチェーン全体の弱点を狙い、麻痺させるという攻撃も増えている。サプライチェーン全体で防御を強化することが、企業存続のカギとなる。

 和田氏は「我々は航空会社なので、経営において最も大切なものは『空の安全』です。確かな仕組みと安全文化の醸成により経営の基盤である『安全』を堅持するということを、社員もマインドとして持ち、活動しています。全グループ社員は年1回、安全に関するリカレント教育を受けており、安全文化を継承しています」と述べた。

 ANAでは、5000万人以上の顧客旅行記録やANAマイレージクラブの4000万人分の顧客データを扱い、これを安全に保護することを経営の重要課題と位置付けている。「安全」「安心」を実現するためにどのようなセキュリティ対策を講じているのか、同社の取り組みを和田氏が明かす。

この記事の続き >>

  • ・217のシステム、約1000サーバを24時間365日稼働させなければならない
    ・システムに影響を与える動作を防ぎ、システム統制を強化するアプローチを模索
    ・サイバーセキュリティを向上させるための3要素「T・P・P」とは
    ・「プロセスのゼロトラスト化」で未然防止と効率化を実現

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